こころのSOSに応えます!あなたへの処方箋

こころ悩めるあなたへ贈る、ユカからの処方箋です

いじめる心理、いじめられる心理――いじめはなぜなくならないのか?

 

 なぜかいじめられることが多かった私

 私の人生を振り返ってみると、思春期以降、とにかくいじめられることが多い半生でした。

友達や恋人にまったく恵まれなかったというわけではありません。とにかく1:1の関係でなく、特に集団生活が苦手なようです。

 その意味では随分損な人生だと思っていますが、ありとあらゆる嫌がらせにあったためか、並大抵のことでは動じなくなりました。仮にいじめられても、ほとんどもう蚊に刺された程度にしか思いません(笑)

 

そこで今日は、自分がいじめられた原因を、自分なりに掘り下げて考えてみることにしました。

 

いじめられる理由とは?

1.人と歩調、意見が違う

日本は特に同調圧力の強い社会なので、人と違うことをすると、いじめにあいやすくなります。この世の中では、みんなが赤だと言ったら、赤が絶対の意見だし、正義なのです。

 カラスがいたとして、あなたにはどう見ても黒く見えたとしても、みなが赤だと言えば、それは赤なのです。そこで空気を読まず、「カラスは黒だ」と言ってしまうと、いくらそれが本当のことでも、「なんだコイツ?」と目をつけられてしまうわけです。

 

2.人間関係のコツがつかめない

これには主に2つ原因があると思っています。

私は人の感情に合わせた対応をするのが下手です。相手が思っていることは理解できなくはないのですが、つい相手を不快にさせることや、相手の機嫌を損ねることを無意識のうちに言ってしまっているようです。

 またただでさえ人間関係が不得手なのに、両親からも、子供時代から、人間関係を円滑にする方法をまったく教えてもらっていません。ですから、これまで私は自分の経験、勘、そして本などの知識をたよりに、何とか人間関係を円滑にする方法を手探りで模索してきました。しかしまだまだだと思っています。

 

 3.仕事ができない

私は病気のために、これまでほとんどフルタイムで働いたことがありませんでした。

そして前職、前前職の職場は、怒鳴ることによって各自の意見を押し通すような風潮がありました。そこで培った経験は、マイナスにしか作用していない気がします。最近までいた大企業では(役職はもちろんペーペーだけれども)、これまでのやり方とほぼ100%違うやり方をしないと、やっていけませんでした。

 そして私は人より飲み込みが悪いようです。記憶も飛びやすいですし、一度聞いたこともメモを取らないと覚えていられません。不注意によるミスも多いです。周囲からお荷物と思われても、仕方ないと思っています。

 

4.妬まれやすい

今はそれほど妬まれていませんが、学生の頃は成績が良かったため、意味もなく妬んでくる人がいました。

別に自分が人より優れているといいたいわけではないですが、何かが人よりできる人、モテる人、容姿の良い人、頭の良い人などは、妬まれやすいと思います。

 

5.こころが弱い

これは特に自分では欠点とは思っていませんが、こころが弱い、すなわち感受性が強いため、色々なこと、特に人の反応には敏感なほうです。ですから、人の些細な言動にいまだに一喜一憂してしまいます。そのためそこにつけ込んでくる人もいるようです。

 また父から虐待を受けたことで、自信やプライドを失ってしまい、自分で自分を軽んじてしまう傾向があるので、その分余計に人からも大切にされづらくなってしまっているようです。

 

自分を大切にする――自分を大切に扱うことで得られるものとは? - こころのSOSに応えます!あなたへの処方箋

 

 6.自分のことで手一杯

昔いじめをしていたという人に聞きましたが、その人が言うには、いじめられる人は、自分のことばかり考えているそうです。

その話を聞いたときは、むちゃくちゃな論理だと思いましたが、言われてみれば、たしかに私もいまだに自分のことで脳内が忙しく、人のことまで考えていられないというところがあります。

 

7.感情表現が豊かでない

これは私が主に集団の中にいるときですが、どう振舞ってよいのか分からず、表情が固まってしまう傾向があります。

表情や言葉で感情表現をしないと、何を考えているのか分からないと思われ、他の人も心を開いてくれにくくなります。

 これは統合失調症で感情の動きが鈍くなっている影響もあるのですが、その分もっと意図的に感情を表に出していかないといけないと思っています。

 

いじめる人の心理

いくらいじめは良くないと言っても、いじめがなくならないのは、どうしてなのでしょう? 

おそらくいじめは、食欲などと同じで、人間の根源的な欲求なのでしょう。頭でダメだと分かっていても、こころがそうしたいと、こころの誘惑に勝てなくなってしまうのです。

またいじめる側は、相手がムカつく奴だからとか、気に入らない奴だから、いじめられて当然だと、自己正当化しているものです。特に複数だと、多数決の原理で、罪悪感は薄れてしまいます。

またいじめるほうの人も、家庭のことや成績のことなどで、問題を抱えていることが多いです。

 「いじめは良くない」と説教してもいじめがなくならないのは、おそらくそういう理由です。何故いじめたくなるのか、何故いじめをやめられないかを深く考え、根本原因からなくしていかないと、いじめの芽を摘み取るのは難しいかもしれません。

 

まとめ

いじめには、いじめる側、いじめられる側、それぞれに理由や原因があると思います。しかしいじめは、絶対的にいじめられる側のほうがつらいです。そしていじめは卑劣でゲスな犯罪行為です。いかなる理由があろうとも許されるものではありません。

 もしあなたがいじめにあってしまったら、必要以上に自分を責めないようにしてください。もしかしたらあなたにも何かいじめられる原因があるのかもしれませんが、今そんなことを考えても、よけいに自分がつらくなってしまうだけです。とにかくまずはいじめから何とか逃げ出すこと、そして死なないで生き延びることだけを念頭に考えてください。

 いじめにあいまくった私も現在無事にこうして図太く生きています。あなたもいじめられたことなんかで人生を台無しにしないでください。そしてたかだかいじめっ子とかいうゲス野郎のためだけに死ぬなんて、本当に悔しいしもったいないだけなのでやめてください。

 あなたの命には、それ以上の価値があります。あなたがもう一度笑顔になれる日が来ますように。

 

Written by ユカ@コーヒー